成分と材質

磁石の成分は種類によって違う
磁石の成分は、当然のことながら、種類によって変わります。しかし、どの磁石にも鉄という成分は必ず含まれています。 鉄が占めている範囲は、磁石の種類によってまちまちです。
では、磁石の成分の一例を紹介してみましょう。 まず、よく使われていることで有名なネオジュウム磁石の成分ですね。ネオジュウム磁石は、4種類の成分から構成されています。鉄とネオジュウムが含まれているのはもちろん、他にもホウ素やディスブロシウムが含まれています。

成分の種類が多いものと少ないものが存在
そして、サマコバ磁石の成分。サマコバ磁石も4種類の成分から構成されています。 鉄、サマリウム、コバルト、銅、です。大半を占めているのはコバルトで、全体の約51%にも及ぶそうです。
中でも成分が多く含まれている磁石は、アルニコ磁石です。アルニコ磁石は6種類の成分で構成されています。 ニッケル、コバルト、銅、チタン、アルミニウム、そして最後に鉄です。 磁石にも成分の種類が多いものと、少ないものがあり、それぞれ使い分けが必要なのです。


