温度との関係が大切

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温度との関係

フェライト鉱石の磁石

フェライト鉱石は熱減磁が大きい

磁石と熱はとても深い関係にあります。磁石に熱を与えると、ある特性 を引き起こします。一定の熱を与えると磁石は磁力を失いますが、この現象を熱減磁と呼びます。では、磁 石にどの程度の熱が加わると、熱減磁を引き起こすのでしょうか。

熱減磁の大小は、磁石の種類によって違います。フェライト鉱石であれば、熱減磁はとても大きいと言 われています。20℃を100%の磁力と仮定して計算すると、50℃では90%の磁力。そして200℃で半分の5 0%にまで、低下します。200℃までなら、常温に戻した時、ほとんどの 磁力取り戻すので心配はいりません。

ネオジュウム磁石のシート

ネオジュウム磁石の場合

そして、ネオジュウム磁石の場合ですね。ネオジュウム磁石は、磁石の中でも特に熱に弱いと言われています。たった80℃が限界とされていますが、含有物などの調整によって、多少前後することもあるかもしれません。

磁石と熱の関係は、だいたいこのようになっております。しかし、普通に磁石を使うくらいなら、熱減磁はあまり関係ないかもしれないですね。

温度特性

磁石の温度特性は種類によって違います。磁石の温度特性を全種類覚えるのは無理なので、 表か一覧などにしておくと便利す。

今回は磁石の種類ごとに温度特性をみてみましょう。 まず、有名なネオジュウム磁石から説明していきましょう。 ネオジュウム磁石は、もっとも高い磁気エネルギー積を持っています。熱による減磁が大きい温度特性があり、80℃未満での使用が条件となっています。最近では150℃以下でも使えるタイプが、普及してきています。

実験中の男性

次はフェライト磁石です。種類のある磁石の中でも、一 番一般的だと言っていい磁石でしょう。また、フェライト鉱石も熱による減磁 が大きい温度特性があります。100℃を境にして大きく磁力が低下し、200℃の環境では、磁力 が半減します。そしてもうひとつ、有名なのはサマリウムコバルト磁石です。 数ある磁石の中でも、高い磁気エネルギー積を持ち、非常に優れている磁石です。 温度特性は、他の磁石と比べると、熱による減磁は小さいようです。
このように、磁 石の種類によって温度特性はそれぞれ変わってくるのです。 磁石の温度特性は、普段あまり気になら ない部分ですが、少し気にして見てみると、面白いとは思いませんか?それだけでも使用用途の幅が広がりますよ? ご自身の欲しい特性と磁石の種類を知ることでさまざまなことが解決します。

磁石の上級知識